イントロダクション



「演劇プロデュース公演」とは

■4回目を迎え成熟期へ

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 劇都仙台事業の一環となる演劇プロデュース公演は、平成7年度の演劇ワークショップ参加者によるプロデュース公演に始まり、平成8年度には東京と仙台の演劇人による滞在型コラボレーション(共同製作)を全国に先駆けて実施し、以来毎年1作品を世に送り出してきました。
 平成13年度に、演劇プロデュース公演の新たな展開として、「仙台劇のまち戯曲賞」を新規創設し、平成15年度秋にはその第1回大賞作品『闇光る』を、平成17年度冬には第2回大賞作品『ドドミノ』、平成19年度冬に『ミチユキ→キサラギ』を舞台化し、仙台と近県他都市での公演を含め、それぞれ1,000名ほどのお客様にご覧いただくことができました。
 そして、今回、戯曲賞から演劇プロデュース公演へ続くプロジェクトの第四回目では、平成21年3月に99作品の応募作品の中から「第4回仙台劇のまち戯曲賞」の大賞に決定した『はだか道』を舞台化いたします。
 今回の舞台化にあたっては、日本を代表する戯曲作家である平田オリザ氏(劇団青年団)のドラマツルグのもとに、作者・平塚直隆氏自らが大幅にブラッシュアップした戯曲に仕上げての上演となります。また、演出家は、プラン公募の選考で選ばれた、仙台在住の国久暁氏(劇団無国籍)が務めます。今回は制作事務局を設置し、多面的な視点による新しい舞台づくりを目指しています。
 公演会場は仙台演劇界の聖地とも呼べるエル・パーク仙台を2週間にわたって使用します。上演機会を増やすことで、仙台の演劇シーンの活性化のみならず、演劇を触媒とした市街地の活性化や新しい文化愛好家層の発掘をも目指しています。

「仙台劇のまち戯曲賞」とは

「仙台劇のまち戯曲賞」のあゆみ

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「劇都仙台」事業の一つとして、平成13年度に新設。全国から新作戯曲を募集するもので、選考委員に当代気鋭の演出家・劇作家を起用、最終候補作のリーディング、大賞受賞作品舞台化など、これまでにない特色あふれる戯曲賞として話題をあつめる。

 第1回には、全国から181作品の応募があり、京都市在住のキタモトマサヤ作『闇光る』が大賞を受賞。平成15年秋に宮田慶子演出で舞台化され、仙台市青年文化センターのほか山形県川西町川西フレンドリープラザ、岩手県盛岡市盛岡劇場で上演。

 第2回には、1回同様176作品の応募から東京都在住の柴幸男作『ドドミノ』が大賞を受賞。平成18年1月に宮田慶子演出で舞台化。せんだい演劇工房10-BOXのほか岩手県北上市さくらホール、東京都下北沢駅前劇場で上演。

 第3回より新作戯曲に加え、未発表上演の作品に絞り募集。 115作品の応募から東京都在住の中澤日菜子作『ミチユキ→キサラギ』が大賞を受賞。平成20年1月と2月に大信ペリカン演出で舞台化。エル・パーク仙台のほか、七ヶ浜国際村ホール、岩手県北上市さくらホールで上演。 

宮田慶子より

■演出家:宮田慶子より -劇団青年座-

「仙台劇のまち戯曲賞」ほど、丁寧かつ心のかよったプロジェクトは、全国でも類を見ない。予備選考、本選考、公開リーディング、大賞決定、演出家選定を経て、公開準備に入る。長い時間とたくさんの手間をかけ、そして多くの人々が関わりながら、作品が育っていく。本当に演劇を愛する人達がいるからこそ、この豊かな作業が成立する。「はだか道」が満を持して登場する。すべてのプロセスが結晶となる舞台を信じている。

平田オリザより

■ドラマドクター・平田オリザより -劇団青年団-

平塚さんの戯曲は、これまで何本か読みました。驚嘆すべきは、少しずつ、少しずつ進歩しているところ。おそらく今回も、上演の初日に至るまで、さらに進化し続けてくれると思います。すでに今回、上演台本完成まで、三度の大きな書き直しをお願いしました。重層感のある作品に仕上がったと思います。こうご期待。


■主催/財団法人仙台市市民文化事業団|仙台市 ■企画/せんだい演劇工房10-BOX ■制作/「はだか道」ロードカンパニー
お問い合せ/「はだか道」ロードカンパニー( せんだい演劇工房10-BOX内)TEL:022-782-7510 FAX:022-235-8610  info@sendai-enp.com
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